AX ワキガ手術の目的と失敗例|あの強烈なワキガ! 忍者ブログ

あの強烈なワキガ!

ワキガ持ちのおっさんが、丁寧にワキガの知識を公開しています。

ワキガ手術の目的と失敗例

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

ワキガ手術の目的と失敗例

長年ワキガに悩まされていると手術も一度は考えるかも知れません。手術をするか否かで迷うときに考えるのが「どういった手術方法なのか?」「失敗したらどうなるのか?」ということが主だと思います。今回は、手術の目的と失敗例について説明します。

そもそもワキガ手術の目的、はワキガの原因となっているアポクリン汗腺を取り除き、臭いの原因を根本から除去することにあります。その手術方法はワキガの重症度により主に3つの方法に分かれます。軽度~中度の場合は皮下組織吸引法や、超音波吸引法が良く用いられます。これら二つの手術は、脇の下に小さな穴を開け、そこからアポクリン汗腺を吸引する方法で、傷口が小さく済むことが特徴です。しかし、超音波吸引法では火傷やそれにより皮膚壊死などのリスクも伴います。

重症な場合でよく用いられるのが剪除法(せんじょほう)と呼ばれる手術法です。この方法は脇の下を切開し、皮膚の裏にあるアポクリン汗腺を直接目で見て取り除く方法です。そのため、傷口は前に記述した2つよりも大きく残ってしまいますが、一番確実にアポクリン汗腺を取り除くことができます。このように様々な手術法がありますが、症状に合わない手術法を選択してしまった場合、失敗は起こります。

失敗例の代表的なものに、
①「臭い残り」
②「すそワキガが発生する」
③「傷跡が消えずに残る」があげられます。

①については重症の場合に軽度~中度に用いる方法で施術を施した場合によく起こります。間違った手術法の選択により、アポクリン汗腺を取り残してしまった結果、臭いが残ることがあります。手術前にはしっかりと医師と症状の確認を行い、自分にあった手術法を選択するように留意することで十分に防げますので、術前のカウンセリングをしっかりと受けましょう。

②については、手術により脇の下のアポクリン汗腺が大幅に減少したことで、体内の代謝のバランスが崩れ、乳輪や陰部のアポクリン汗腺が活発になったことで引き起こされることがあります。この件については術前には予想が難しいため、術前に医師としっかりと話し合っておくことが必要になります。

③については特に剪除法を用いた場合に多く発生します。剪除法は皮膚を切開し、その場所を裏返すため手術部位には結構な負担がかかります。そのため、縫合がうまくいかなかったり、傷組織がキレイに定着しなかったりすると傷がキレイに治らず、いつまでも消えないこともあります。しかし、これは執刀する医師の腕に左右されるというのが正直なところです。そのため、病院や医師を選ぶときは金額などに左右されず慎重に選ぶように心掛けた方が良いでしょう。

以上がワキガの手術の目的と失敗例です。もし手術をするか悩んでいるのならぜひ参考にしてみてください。

クリアネオ 脇が臭い

拍手[0回]

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
ワキガ歴40年
性別:
非公開

カテゴリー

P R